仕事のストレスについては少しであれば活気剤になり、頑張る要素になるケースも珍しくありません。しかし、一定の許容量を超えてしまうと免疫力が落ちてしまい、心身に不調を及ぼす可能性が出てきます。そのため、できる限り早期に気づいて対処することが大切でしょう。
ストレスを抱える人が多い職種の一つが、看護師です。その理由には、人材不足で仕事が多忙なことはもちろん、少しのミスや油断が許されないことが挙げられます。患者と密に関わる看護師は、少しのミスで人命に繋がる恐れがあるのです。それを防ぐために業務には細かいマニュアルがあり、少しでも逸脱すると問題として取り上げられます。そのほか、人間関係においても思い通りに進まないことも少なくありません。
そこで、職場が行うメンタルチェックだけでなく、常に自分の心身と向き合って過度な負担がかかっていないか自問自答するのが重要です。自問自答の結果、心身に疲れが出ていると感じたら、仕事を忘れて気分転換しましょう。たとえば、仲間内で愚痴や悩みを共有すると気持ちが楽になることは多いです。また、自宅でアロマやお香を炊いたり、お風呂でゆっくりリラックスしたりする時間を意識的に作るのも有用といえます。
仕事のストレスとの付き合い方は色々ありますが、それでもストレスが発散できないなら転職も視野に入れましょう。人材不足の影響により看護師は比較的転職しやすい職種なので、自分の中にしっかりと逃げ道を作っておくことが大切です。